財団法人朝鮮奨学会

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I.奨学会について
II.奨学生募集・選考事業
III.高校奨学生
IV.大学奨学生
V.図書関係
VI.その他事業
各講演の要旨


 図書室一時閉鎖のお知らせ 期間2024年9月1日(日)〜2025年3月31日(月)

本会の歩みと現在

 朝鮮奨学会は日本で勉学している同胞学生を支援するための奨学育英機関で、120余年の歴史があります。1943年、日本政府から公益事業をする「財団法人朝鮮奨学会」としての認可を得ました。

 

 歴史の流れとともに幾多の変遷がありましたが、1957年に所属団体や思想・信条の違いなどを超越し、在日同胞が一致団結して理事会を再建しました。その後、日本の学識経験者とともに理事会・評議員会を構成して今日まで同胞学生のための育英事業を推進しています。 2012年8月1日、本財団は日本の新公益法人制度のもとに公益認定を取得し、公益財団法人に移行しました。


 奨学会は現在、東京の新宿(本館)、代々木(別館)と大阪(関西奨学会館)にビルを所有し、これらの財産から得られる収益で、日本の高校・大学・大学院で学ぶ同胞学生に奨学金を給付するなどの事業を行っています。奨学会は日本政府からも本国の南・北の政府からも財政的援助を受けず、自主財源のもとに運営されています。

 

主な事業

 成績優良でありながら、学費の支弁が困難な在日同胞学生と留学生に奨学金を給付しています。大学・大学院の奨学生は1961年からの本格的な奨学金給付事業の再開以来、延べ約3万5千名、高校・高専の奨学生は1966年以降で延べ約5万名になり、その奨学事業費の総額は約161億円に達します。
 奨学生を対象に講演会や国語講座、ウリマル発表会を行い、会報誌「セフルム」を通して民族の心と文化を育み、交流会や懇談会を開いて親睦をはかっています。また、大学院生の研究発表会を開催し、学術研究の奨励を行っています。

 

■  「韓国人・朝鮮人生徒学生の嫌がらせ体験に関する意識調査」報告書公開中